
もともと大部分が結晶であるどんな石も、一種のマイクロチップだと考えられる。不規則だが、自然にエネルギーを蓄えることができ、ちょうどいい条件が整うと再生(プレイバック)もできる。
結晶格子の中心部のパターンは、電気エネルギーばかりでなく音波によっても乱される。石英を含むいくつかの結晶は電気的・音響的な増幅特性ももっている。ピュタゴラスのすぐれた洞察を待つまでもなく、はるか太古の昔から「天球の妙なる音楽」を知っていて、いわば本物の「岩(ロック)」コンサートを奏でつづけてきたようではないか。
音楽こそ、有機的世界と無機的世界のあいだで起こるさまざまな相互作用の謎を解き明かす鍵かもしれない。
〝擦れ合う音が聞こえる、われは不立文字〟
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