2009年9月10日木曜日

調和

 何が進歩だ、縄文土器の凄さを見ろ、今の人間に作れるか。調和というが、皆が自分を殺してなれあう調和なんぞいやしい。ガンガンぶつかり合い戦ってそこに生まれるのが本当の調和だよ。
    <岡本太郎>
〝知識は進歩をもたらす。人は往々にして進歩を理解できず進化の機会を失う。進化の機会を失った人は溶融せず重層化した古代~近代感覚にまだら模様に染められて事象を理解する。縄文はやはり縄文でしかない。かって渡来系の弥生人は縄文人を征服し日本への道付けをした。混じり合ったその出自は誰も否定できない。皇国日本とは何だろう。それにしてもだ、岡本太郎の作品は縄文とか弥生とか、そんな狭量な観念世界にとどまるものではない。滅多に人を歓迎しないあのピカソが自室の奥にまで招き入れ歓談した稀有な人間というではないか。〟

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