2009年9月5日土曜日

想像


 この世のなかには、何ひとつ想像だけですますことの出きるものはない。
 どんなにつまらぬことでも、想像だけですむものなんかひとつもないのだ。
    <ライナー・マリア・リルケ、マルテの手記>
〝果たして森の木々は想像するのか?人の想像は、ただいま指間から零れ落ちる、あるいは未来に向かって指間から零れ落ちることを必然的に予感させる、本質的に人の所有になりえない時間を手元に手繰りよせるためのものだが、森の木々は、時間を手繰りよせることを必要としないのか。それはなぜなのか?私は想像している〟

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