2013年12月28日土曜日
叱 ら れ て
叱られて
叱られて
あの子は町まで お使いに
この子は坊やを ねんねしな
夕べさみしい 村はずれ
コンときつねが なきゃせぬか
叱られて
叱られて
口には出さねど 眼になみだ
二人のお里は あの山を
越えてあなたの 花のむら
ほんに花見は いつのこと
大正9年
詞 清水かつら
"通奏低音"
2013年12月8日日曜日
至福の幻影
われわれが無のために生まれ、無を愛し、無を信じ、無のために身をすり減らし、そのあげく、しだいに無に帰ってゆくことを、
・・・・・・
ああ、かってはそうでなかったのだ、きみら暗鬱な兄弟たちよ。
かってはわれわれの上にかかる空はこのうえもなく美しく、われわれの前にある世界はこのうえなく美しく、そして喜びに充ちていたのだ。われわれの心もまた、遙かな至福の幻影をかなたに見て、みなぎり溢れ、われわれの精神も思いきり喜び勇んで上方へ迫り、われわれの負う限界を突き破ったのだ。しかし、振り返ってみると、そこにあったのは無限の空虚であったのだ。
<ヒューペリオン: ヘルダーリン>
"現代人は、空に浮かぶ城を夢見ることはもう無い。人の進化は人の退化。"
生きる
ベッドの上で安らかに死にたいなどと願っている人間はすでに死んでいる。
<Bernard Olivier, author of "Longue Marche">
"生きたことを誇りに思える死に方をしたい…"
2013年12月2日月曜日
金魚の刺身
十和田の付近、蔦温泉では金魚をたべました。東京で食えないやつのことを、金魚の刺身といいますが、蔦では、金魚のさしみは珍味の方で、金こく、金ぷら、金魚の塩焼きなど……それも金鱗の鮒の謂いではありません。
<吉川英治 書簡集>
"昭和三年の話ですので…お目こぼしを"
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