2008年12月13日土曜日

感情と愛


 感情とはひとに「いだかれる」ものであり、
 愛とは「生じる」ものなのである。
 感情はひとのうちに宿るが、ひとはおのれの
 愛のうちに住むのである。これはけっして
 比喩やたとえではなく、実際の事実なのである。
 愛は、われにしがみついて離れず、なんじさえ
 自分の内容や対象としてしまうような感情ではない。
 いや、愛は、われのうちにはなく、
 まさにわれとなんじのあいだにあるものなのである。
    <マルティン・ブーバー、我と汝>
〝宗教家はおおらかな大自然を矮小にする〟

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