2008年9月28日日曜日

異郷への想い


 初夏、岸辺に洋ナシが黄色くうれ、白や赤の野バラ、サンザシの花が一杯に咲き誇る。
 豊潤な胸ふくらむ風景である。
 それは青春そのものの姿だ。
 しかしあっという間に冬がやってくる。
 ドイツには秋はほとんどない。
 秋と春という言葉さえドイツ語には長いことなかった。
 夏が終わるとすぐ冬になってしまう。
 ドイツの冬は厳しい。
 目を慰める花も緑の木立もない。
〝君よ知るや〟

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