2010年12月17日金曜日

教えて!ご主人さま


 難事に際しては理性を活用するがよい。
 固いものは柔らかくされるし、狭い場所も広げられる。
 重いものでも巧く堪える人には、それほど重くはない。

 更にまた欲望は遠くに走らすべきではない。
 近くに出て行くことだけを許してやるがよい。
 なぜというに、欲望というものは完全に閉じ込められることには
 堪えられないからである。
     ≪セネカ、心の平静について≫
〝セネカはかなりの現実主義者だったと思う。思考に基軸がない。それゆえ悲壮感もない。
  余りに柔軟すぎて、どこに導こうとしているのか心配になるほどだ。〟

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