如何なる眼もそれ自ら太陽の如きものとならなくては、太陽を直視するを得ざるが如く、霊魂もそれ自ら美しくならなくては美自体たる神を見るを得ない。
それ故に、神とその美とを直視せんと欲する者は、先ず自ら神の如きものとならねばならぬ。
<告白: アウグスチヌス>
"アウグスチヌスは神は美であるといっている…。そうかもしれない。人の感知しうる美とは、深遠でニ次元的なハーモニー。基督教の神は三次元の世界の限界構造にうまれた偶像でしかなく、深遠で二次元的なハーモニーそれ自体にほど遠い。神は…いるとしたら、美の深遠なハーモニーの極致で数値と演劇を自在にあやつる雲居の巨人のようなものだろう。"