2008年11月27日木曜日

後に来るもの


 学校や学校の学問が不十分なつぎはぎ細工だということは、承知していたが、私はその後に来るものを待っていた。これらの準備や杓子定規ののちに、純粋な精神的なもの、真実の疑う余地のない確かな学問の来ることを、私は予想していた。
 そこでこそ、歴史の暗い混乱、諸民族の戦い、一人一人の魂の中の不安な問題などの意味が分かるだろう、と思った。
    <ヘルマン・ヘッセ、郷愁>
〝待ちぼうけ〟

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