精神が措定されたことによってはじめて、言語はその正当な権利を得たのであるが、精神が措定されたことによって、精神ではないいっさいのものは排除されたのである。
しかしこの排除は精神の規定であり、したがって排除されたものが有効であるべきであるかぎり、それは精神的に規定された一つの媒介を要求するが、この媒介が音楽なのである。
しかし精神的に規定された媒介は本質的に言語であるが、いま音楽は精神的に規定されているのだから、音楽が一種の言語と呼ばれたのは正当なのである。
<セーレン・キルケゴール、著作集1>
〝ときおり顔をのぞかせる精神的に規定されていない貌〟
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