2008年10月18日土曜日

安楽死


 夫の臨終を見つめながら妻が医師に語る。
 「彼が一人で旅にでるのは、これが初めてなの」
 遺書に「妻に体を洗ってもらった時、彼女が疲れきっているのを知った」とあった。
 夫が安楽死を選んだのは妻への思いやりからだった。
    <日本経済新聞、1994年11月18日>
〝万物の異なるところのものは生なり、同じきところのものは死なり (楊朱)〟

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