2009年12月11日金曜日

実体


 対象を固定したもの、すなわち同じものと見ているとき、それは「情報として見ている」といっていい。
 逆に違うものと見ているとき、それは「実体として」見ているのである。
    <養老孟司、人間科学講義>
〝人は実体を感ずることはできても見ることはできない、ということらしい。さすれば、人は永遠に他存在を存在として理解することはない。人の社会とはそんなものということだ。限りなくつづく百家争鳴、実りのない、限りある人生の時の浪費。いいかげんに見極めよう〟

0 件のコメント: