2009年10月12日月曜日

樹木


 へつらうまい、驕るまいと気を使うのは、まだ君のどこかに、へつらう心や、驕る心が残っているからではあるまいかの。
    <下村湖人、論語物語>
〝樹木になる。へつらいもない、驕りもない。人が鉈を入れれば身を切らせ、人が果実をもげば捧げる。樹木はたださわさわと風と語り、そこに立つ。胡蝶を育み蜘蛛の巣に朝露をまろばす。〟

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